プロファイバー®は、酒粕を再発酵することで、レジスタントプロテインや食物繊維の含有量を高めた新しい機能性素材です。酒粕には国産の酒米を使用し、お子様や高齢者でも安心して摂取出来るよう、アルコール分を除去しました。
期待出来る機能 | ・内臓脂肪低下 ・腸内環境正常化 ・油吸着、脂質排泄 |
---|---|
形状 | 粉末 |
溶解性 | 不溶性 |
規格項目 | 難消化成分30.0%以上 |
表示例 | ・酒粕発酵物 ・再発酵酒粕 ・酒粕分解物 ・酒粕加工品 |
納品形態 | 1㎏(製品名:プロファイバー®(S)) 10㎏ |
推奨摂取量 | 500~750㎎/日 |
備考 | プロファイバー®はヤヱガキ醗酵技研㈱と大関㈱の登録商標です |
1.開発ストーリー
古来より酒粕は、甘酒や粕汁などに使用され、美味しく栄養がとれる食品として知られてきました。実際に、ビタミンやミネラル、タンパク質や食物繊維など酒粕には豊富な栄養が含まれています。
そして何より、酒粕は日本人が古来より主食としてきたお米を原料としている為、その親しみやすさと大きな安心感が感じられます。この体に良い酒粕を独自技術で再度発酵し、有用成分を濃縮・向上させることによりプロファイバー®が誕生しました。
ヤヱガキ酒造をルーツに持ち、酒造りのノウハウと長年培ってきた発酵技術によって生み出されたオリジナル素材です。
二段発酵とは、お米を発酵して出来た酒粕をもう一度、酵素と清酒酵母で発酵させることです。
この工程により、お米が本来持つ有用成分を濃縮させています。
プロファイバー®の成分
プロファイバー®は、食物繊維とレジスタントプロテインが主な成分です。
これらは元々米に含まれる成分ですが、二段発酵による濃縮で両成分の割合が格段に増えています。
その含有率は、元のお米に比べ食物繊維が約55倍、レジスタントプロテインは約12倍、それらの総和で約22倍にもなります。
レジスタントプロテインとは?
米貯蔵タンパク質の「プロラミン」に由来するタンパク質です。消化酵素が作用しにくいため、アミノ酸やペプチドにはならず、体内には吸収されずに排泄されます。
2.詳細データ
プロファイバー®摂取による便通改善アンケート調査
便秘気味の女性被験者を対象に、プロファイバー®摂取による便通改善の体感アンケートを実施しました。プロファイバー®の摂取により、臭いや便の量、排便頻度などの体感が改善された被験者の割合が多く、プロファイバー®摂取による腸内環境正常化に期待が高まる結果となりました。
【試験概要】
・被験者 :便秘気味の女性72名
・摂取タイミング :就寝前
・摂取量 :750㎎/day
・期間 :2週間
プロファイバー®によるラット糞便の有機酸組成の改善
【試験概要】
①ラットをプロファイバー®摂取群と対照群(標準飼料)の2群に分ける(各群5匹)
②4週間後に解剖し、糞便中の有機酸組成を調べる。
有機酸には、腸内環境を酸性にすることで、有害細菌の増殖を阻害したり、腸管の蠕動運動を促進する働きがあることが知られています。
プロファイバー®の摂取により、糞便中の有機酸が【摂取無し】と比較して顕著に増加しました。
特に、乳酸(約4.4倍)、酢酸(約6.8倍)、プロピオン酸(約29倍)、酪酸(約8.6倍)において、顕著な増加が確認されました。
日本栄養・食糧学会2009年度大会(長崎ブリックホール)において発表
プロファイバー®あるいはセルロースにラー油を混ぜ込み、水を入れてよく攪拌します。しばらく放置し、ラー油の様子を観察したところ、プロファイバー®による油の吸着が確認されました。
プロファイバー®を摂取することで体重及び体脂肪率に減少がみられ、血液検査では中性脂肪値が基準範囲外者が基準値に近づく良好な結果が得られました。また、プロファイバー®の摂取を中止すると元の状態に近づくことが確認されました。
(2008年 日本機能性食品医用学会(武庫川女子大学)において発表)
【試験概要】
・被験者 :30~50代の男性9名(平均42.8歳)
・摂取量 :750㎎/day
・期間 :2か月間摂取し、その後摂取を中止
1ヶ月毎に医療機関で各種生化学検査を行いました。
※このページに記載している情報は、健康食品等の業界関係者を対象にしており、製品の効果・効能を謳うものではございません。